どうでもよくない日記

とりとめない日記です。

過程と結果

30歳すぎて、いろんな面で自分の年齢を考えるようになった。 わたしは20代半ばまで学生だったので、社会人と言われる立場になったのは人より遅かった。 そのせいか最近まで、自分は身体的にも社会的にも、人間として成長の過程にあると思っていた。 未熟な部…

花束を君に

宇多田ヒカルの「花束を君に」がすごい。 www.utadahikaru.jp 初めてフルで聴いた時、動揺してしまった。 間違いなく感動しているのだけど、味わったことのない感動なのだ。 曲のコアには、真っ暗で何も見えない、ものすごく深い絶望がある。 でも毛布のよう…

春が来た!

さんざんグチグチいっていた冬が、なんだか呆気なく終わってしまった。 どの家も外に洗濯物を干すようになったし、 通学する子供らは長靴を履かなくなったし、 きのうはふきのとうの天ぷらも食べた。 春だ!*\(^o^)/* 陽気にのぼせあがって、一足飛びでこの…

なんども同じことばかり書いてしまうんだけど、 冬がつらい。 先週はずっとあったかで、晴れの日もあり、 このまま春になればいいなあと思っていたけど、 そうはいかず、今外はごうごう吹雪いている。 何しろ室内での楽しみを持たなければ、と思って、 植物…

立派な大人に

いい歳をして恥ずかしいのだが、いつまで経っても下っ端感が抜けない。年齢的には、下っ端と呼ばれない立場なのはもう分かっている。ある程度の大人の責任と自信をもって、人と接しなければならない。たとえ責任も自信ももてなくても、そのように振るまわな…

夫の耳から毛が3本生えていた。長さは1センチくらい。耳の軟骨からひょろっと生えていた。そのことを伝えると、「ああおれも歳とったなあ。体が経年劣化でバグってきてんだよ」と本気だか冗談だかわからない顔で答えた。とりあえず膝の上に横向きに寝てもら…

小さな森を買う

前にも書いたのだが、わたしが住んでいるところは冬は雪が多く、一面灰色の世界になる。銀色にきらめいたりはせず、空も海も地面も、どこまでも心が沈んでいくような暗い灰色で覆われる。ただでさえ雪が積もれば家にこもりがちになる季節、春を待つあいだ、…

きょうは休みで、用事がてら電車で2時間かけて街に出た。ちょうど百貨店の催しでうまいもの市をやっていたので、パンやコーヒーを買って昼ごはんにした。地元では暗い雲が立ち込め水分の多い雪が横殴りに吹雪いていたのに、街は気持ちよく晴れており、時たま…

「断片的なものの社会学」

人の気持ちに寄り添いたいと思うとき、 「わかるよ」と言うことがある。 「わかるよ」と言うとき、かすかな諦めを感じる。 どれだけ詳細に話を聞いても、 その人の経験したことは、あくまでもその人だけの経験であって、 わたしの経験にはならない。 その人…

なるべく軽やかに書きたい

「◯◯が××です」みたいなつぶやきに対して 「◯◯が××なんですね!^ ^」みたいなことだけをリプライしてる人をたまに見かけるけど、 まったく目的がわからなくて混乱してしまう。 どういう反応が欲しくてそのリプライをいちいち打ち込んだのだろう。 自分なりに…

子どもの人格

仕事で小さい子どもと接する機会があるんですが、 ある女の子がすごくおしゃまというか、可愛らしいというか、 可愛いわたしを見て!っていうふるまいが とっても上手なんですよね。 わたしはこんなに可愛い存在だから、みんな可愛がってくれて当然よね! と…

雪の夜

雪 三好達治 太郎をねむらせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。 二郎をねむらせ、二郎の屋根に雪ふりつむ。 「ごはんができたよ」 矢野顕子 - YouTube 義なるものの上にも 不義なる者の上にも 静かに夜は来る みんなの上に来る いい人の上にも 悪い人の上にも 静か…

アイドル・道重さゆみちゃんのこと

わたしはアイドルが好きです! アイドルを見ていていちばん心をつかまれるのは、 歌っているときの笑顔です。 魅せることを意識して出た笑顔なのか、 本当に心からステージが楽しくて笑ってるのか。 そのどっちとも判断のつかない笑顔を見たとき、 ぐぐっと…

「正しさ」について

「性格が悪い」って、妙な言い分だと思う。 小中学生の頃は毎日のように聞いたし言ったな、 「あの子は性格が悪い」。 ちょっとした意見の違いや、理解できないことも、相手の性格にすべて原因がある。 そういう風に言ってしまえば、以降その子を「性格が悪…

己自身の道を歩むべく

エレファントカシマシの「ガストロンジャー」に 「あいつらの化けの皮を剥がしに」という一節があるのだが、 ライブではボーカルの宮本さんはそこの部分を 「己自身の化けの皮を剥がしに」 と歌う(というか、叫ぶ)ことがある。 その歌い換えがわたしは好きだ…

働くモチベーション

さっき、東ティモールで働く日本人の方を取材した番組が放送されていて、観ていたらけっこう面白かったので、書き留めておきたい。特に録画などした訳でなく記憶だけで書いてるので間違いもあるとは思いますがすみません。その人の仕事は、NGO職員として東テ…

想像力のはなし

「自分がされて嫌なことは、人にしちゃいけないよ」 というのは、子どもをしつける際の常套句だけれど、 それに対して、自分は同じことされても平気だもん、 みたいなことを言い返してくる子がいる。 実際人を傷つけた(傷つけうることをした)という事実をス…

台風の日

最近読んで面白かった本。 台風の日: 真造圭伍短編集 (ビッグコミックス) 作者: 真造圭伍 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2012/07/30 メディア: コミック 購入: 1人 クリック: 19回 この商品を含むブログ (16件) を見る 帯に書かれた単語の羅列、 「怪獣…

大人のうわっつら

小学生を相手にした仕事をしている時、 ちょっとした失敗ですぐ 「うわ、死にてー」だの 「オレなんてもう消えた方がいいな」だの言ってくる男の子がいた。 そういう時わたしはすかさず「だいじょうぶ!だいじょうぶ!」と言った。 なるべく動揺を悟られない…

料理と、世界を変えることについて

最近、料理がうまくなったように思います。 毎日料理するようになって3年。 もともと知識も経験もなく、だからといってとりたてて努力したわけでもなく、 必要に迫られて続けてきたことが、いつの間にか自分で実感できる程度の成果を達成していたんです。 …

呪い2

自分で自分にかけちゃう呪いというのもあると思う。自分なんかだめだ、どうせできない、幸せになれない人間なんだ、、、こういう呪いって、最初は謙遜や自信喪失で言ってても、口にしてるうちに気持ち良くなっちゃうのが厄介だ。謙遜のつもりで陶酔してしま…

呪い

心から大嫌いで、何ならこの世からいなくなってしまえばいいと思うほど憎らしい。 そこまで重い憎悪でなくとも、ちょっとムカつく人というのは日々暮らしていればどうしても出てくるもので、 そういう人に対してこけろ、犬のフン踏め、などなど、心の中で小…

女の子と怖いものについて

自分より若い女の子、特に中高生ぐらいの女の子がすごく怖かった時期があります。 駅やコンビニやファーストフード店で5人くらいでたむろして、 学校の噂話か何かで盛り上がって大きな声で笑ってる姿を見ると、怖くて、近寄れませんでした。 ヤンキーだとか…

ピロピロー

春一番

きょうは春一番が吹いたそうです。 どうりで洗濯物がビュンビュン飛ばされました。 冬の間ずっと部屋干しだったので、外に干せるくらいの気候になっただけありがたいのですが、 風の強いのには参ってしまいます。 イチゴとレモンを買ってきたので、ジャムを…

『アナと雪の女王』「Let It Go」(25ヵ国語Ver.) - YouTube『アナと雪の女王』ミュージック・クリップ:Let It Go/エルサ(松たか子) - YouTube歌だけでこんなにドラマチック。観に行きたいな

わたしはどちらかというと鈍いほうの人間で、人から向けられた気持ち(良い悪いにかかわらず)に気づかず、のちのち悔やんだことが何度もあります。当然ながらコミュニケーションはことばだけでできている訳ではなくて、動作や振舞い、対面でなくモノや他の人…

雪どけ

わたしは雪の多い地域で暮らしています。この冬は全国的に雪に振り回され、大変な被害もありましたが、わたしの住んでいる地域は降雪量としては平常どおりでした。最近は気温もわりと高く、ようやく日も長くなってきたように思います。きょうは朝から天気が…

どうでもよくない

はじめました ここでは私が日々生活する上でどうでもよくないことを書いていきたいと思います。 たぶん嘘も書きます。 目的はどうでもいいことにして、とりあえず毎日続けます。 よろしくお願いします。