春が来た!
さんざんグチグチいっていた冬が、なんだか呆気なく終わってしまった。
どの家も外に洗濯物を干すようになったし、
通学する子供らは長靴を履かなくなったし、
きのうはふきのとうの天ぷらも食べた。
春だ!*\(^o^)/*
陽気にのぼせあがって、一足飛びでこの曲を聴いている。
この詞、全部最高なんだけど、特に1番。
緑が空の青さに輝いて
部屋のカーテンと同じ色になっても
少しどこかが違うのは
きっと生きてるからだろう
なんて考えて
なぜか君にあいたい
「君にあいたい」に落とし込むまでのこの、美しい流れ。
季節の移り変わりを感じて、そんなとき、
「なぜか君にあいたい」。
外で輝く緑と同じように、僕自身も
「きっと生きてるから」。
部屋から飛び出して、君にあいに行こう!
そのあと、
砂の上に髪を広げて
ねころんで夢を見て
こんな不思議な出来事が
あっていいものかと思うくらい
幸せな雲が風に踊るよ
という詞に続く。
「幸せ」なのは雲であって、僕ではない。
僕は今起きていることを、「幸せ」でなく「不思議」だと思っている。
どこかふわふわと不安定なまま、
瞬間瞬間が美しく過ぎていく。
「生命の最大の肯定」と言ったという有名なエピソードがあるけど、
この詞もまさにそれじゃないかと思う。
しかも、「君にあいたい」なんてキラーフレーズを、
ことさら強調することなく、
曲中いちばん低い音程でさらっと歌っちゃうのが憎い!