どうでもよくない日記

とりとめない日記です。

呪い

心から大嫌いで、何ならこの世からいなくなってしまえばいいと思うほど憎らしい。

そこまで重い憎悪でなくとも、ちょっとムカつく人というのは日々暮らしていればどうしても出てくるもので、
そういう人に対してこけろ、犬のフン踏め、などなど、心の中で小さな呪いをかけるのは、楽しい。
重い憎悪でもって呪いをかけるのは結構エネルギーを使うし、
もし本当に相手が不幸になっちゃったら後味悪いけど、
ちょっと笑える程度の小さな不幸なら、本当に起きてもざまーみろハハハ、くらいで終われる。
 
でも、それが集団になると怖い。
呪いってなんか蓄積する気がするのだ。
誰かが軽く口にした小さな呪いが、いろんな思惑の中を転がっていくうちに、
いつの間にか雪だるま式に大きな呪いになっちゃう時がある。
みんなで加担してるから、大きな呪いになっても全然平気。
むしろ数が増えれば「正義」にすらなっちゃう。
はじめはごく個人的な、小さな呪いだったはずなのに、そんなこともう誰も覚えていないし気にもとめない。
それが怖いな。と最近思います。