どうでもよくない日記

とりとめない日記です。

きっとずっとあっぷあっぷ

子どもの成長=母親の成長ではないということに最近気づいた。

 

少し前まで2歳児3歳児のお母さんというと、乳児期の艱難辛苦を乗り越えたすごい大先輩に感じていたものだけど、今自分が2歳半の母親になってみると、たしかに乳児期は越えたものの、全然まったくちっともすごいなんてことはなく、毎日毎日悩んで苦しんでなんとか息ができるくらいのあっぷあっぷ状態なんだった。

 

そして恐ろしいことに、時間が経つとすっかり忘れる。あんなに苦労した乳児期のお風呂、どうやってたか忘れた。首の座らない子の着替え、もうできる気がしない。あの頃の自分のほうが乳児の扱いに関しては間違いなく上なのだ。

 

抱っこで寝かしつけるスキルをどれだけ磨いても、子どもが長時間抱っこできる体重を超えてしまうともはや役に立たない。離乳食期に喜んで食べてくれたものも2歳になると見向きもしなくなる。毎月成長する乳幼児期の子どもを相手にしていると、そんなことばっかりだ。イヤイヤ期になるとより顕著で、昨日OKだったものがNGに、かと思うと次の日はまたOKに。これで万事解決!ということが永遠にない。がっくり。でもひとつひとつの努力やあがきが無駄だったわけでは決してなく、その都度直面する問題に必死に取り組んだ結果だったわけで。

 

母親3年目ということにはなるけれど、0歳の母親、1歳の母親、2歳の母親としては、それぞれ1年目の初心者なんじゃんか、と今になって思う。3歳になっても18歳になってもきっとずっとあっぷあっぷだ。その時々で悩みながらやるしかない。

 

 

そんな母親を尻目に、子どもは見事に人間としての経歴を積み上げているのがすごい。めちゃくちゃ成長してるもんなあ。