どうでもよくない日記

とりとめない日記です。

子どもとわたし2

子ども4歳、昨年末頃からプリキュアにハマっている。わたしも一緒に楽しく観ている。最近は不正アクセスの問題で長らく放送延期されていたけど、ようやく再開の目処がたったと聞いて親子ともども喜んでいる。

わたし自身は全然世代でもなく、前シリーズ終盤から子どもと見始めたばかりで、まったく歴代プリキュアの知識もないのだけど、先日放送されたオールスター映画のエンディングで、初代プリキュアのテーマを何十人というプリキュアが集まって歌って踊っているのを見て、まるでハロコンのラストでハロメンが勢揃いしてLOVEマシーンを歌っているのを見たかのような、何だかわからんが強くて明るくて可愛いくてまぶしいものを見たぞ!という多幸感・高揚感を感じた。

 

子どもはアニメ鑑賞のみならず、プリキュアカレー、プリキュア茶漬け、プリキュアかまぼこを食べ、プリキュアの絵を描き、プリキュアの歌を歌い踊り、プリキュアごっこに励み、オリジナルプリキュアを開発する毎日。全身全霊で楽しんでいると言っていいだろう。これだけ好きなものがあってほんとによかったねえと思う。

(子どもにこれだけどっぷり好きなものがあると、親としても、おもちゃやら日用品、食品やらの買い物で迷わなくなるから助かる。費用の面はさておき…)

 

子どものそんな姿を見るにつけ、わたしは相当ぼんやりした子どもだったなと思う。4歳の頃何が好きだったかとかほとんど思い出せない。カトちゃんケンちゃんではカトちゃん、ものまね王座ではクリカンが好きだったのをうっすら覚えているけど、どハマりするというレベルではない。今みたいに手軽にいくらでも情報が得られる時代でなかったというのもあると思うけど。

 

子どもはすごくおしゃれにも気をつかう。指輪、ネックレス、イヤリングなどアクセサリーも豊富に持っているし、新しい服を買うといそいそと着替えて数十分は鏡の前でポーズを取っている。絵に描いたようなおませさん。

これもわたしとは全然違う。わたしはかなり無頓着なほうで、身だしなみに気遣うようになったのも相当遅かった。今だって子どもの前でおしゃれしてるかと言うと全然そんなことはない。

 

当たり前だけど、この人はほんとに自分とは別人格で、まったく別の人生を歩んでいくんだな〜というのをこの頃しみじみ実感するようになった。自分でできることも増えて、常にニコイチでなければいけなかった頃とはまた違う面白さと感慨がある。牛に引かれて善光寺的な感じで、むしろ新しい楽しみを教えて分けてもらっている。どんどんわたしの知らない楽しいものを見つけて、生み出してほしい。